人の人生を担う建築のやりがいについて、ハウジングオペレーションアーキテクツ株式会社が語ります。
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建築施工管理技士とは、6種類ある施工管理技士の一つです。
建設工事現場において、工事全体がスケジュール通りに進むように管理を行うことが主な仕事となります。
建築施工管理技士になるためには、国家資格を取得する必要がありますし、さらにその中には1級と2級という区分けがあります。
1級の場合、管理可能な工事の規模に上限はありません。
そのため、超高層のマンションや公共施設など大規模な建設工事に関わることが可能になります。
また、主任技術者・監理技術者になることも可能です。
管理可能な工事の規模に制限があるため、主に中小規模の建設工事の管理を行います。
さらに、2級建築施工管理技士の場合は監理技術者になることができません。
現在は請負代金4,000万円以上の建設現場には監理技術者を配属しなければなりませんから、4,000万円以上の建設現場を2級建築施工管理技士が担当できないという制約があります。
1級と2級では、規模により扱える範囲が異なる他に、担当する業務の内訳も変わってきます。
1級の場合は、担当業務の内容に制限はありません。
しかし、2級の場合は資格自体が「建築」「躯体」「仕上げ」の3つに分かれているという特徴があり、全ての業務を担当するためには3種類の試験に合格する必要があります。
それぞれ、受験資格に必要な実務経験年数が異なります。
指定学科である大学を卒業したのち、3年以上の実務経験が必要。
最終学歴が高等学校の場合実務経験10年以上
指定学科である大学を卒業したのち、1年以上の実務経験が必要。
最終学歴が高等学校の場合実務経験3年以上
建築現場における建築施工管理技士の仕事は、その建設工事の内容や工事の規模でも大きく変わります。
すなわち、現場が変われば求められる役割も変わるという特徴があります。
現場では施工管理と呼ばれる業務を行うことになります。その内容は多岐に渡りますが、主なものは下記に挙げるようなものがあります。
簡単にいうと、対象となる建設工事をどのように進めていくかという計画を策定することです。
工事をスケジュール通りに、安全に進めていくための基本となるものですが、計画を策定する上ではまず綿密な事前調査を行なった上で、気象条件や地質なども考慮しながら計画を立てていきます。
一つの工事にかかる人件費や材料費の原価計算を行い、計画通りに工事が進むように管理する業務を指します。
毎月の経費計算もこの原価管理業務に含まれます。
対象の建設工事が予定通りに進むように管理する業務です。
工事の開始から完了まで工事現場に関わる工事内容を把握し、関わる多くの職人のスケジュールを組みます。
大規模な工事であるほどに必要な工程も関わる職人の数も増えるため、工事を管理するために建築施工管理技士の知識が必要になります。
建築現場というものは、一歩間違えれば事故が起きる可能性が潜んでいる場所。
そのため作業員が安全に作業できるように安全管理を行うのも建築施工管理技士の重要な仕事と言えます。
具体的には、工事における危険予知とその周知、作業員への安全教育、使用する機器の安全性のチェックなど、建設現場における全ての安全管理を行います。
消防設備の設置や危険な場所に手すりをつけたりするのも、安全管理の一環と言えるでしょう。
建設現場における品質管理とは、設計図に支持されている内容を満たすことを指します。
具体的には、予算に合わせた仕様予定の材料や仕上げの制度、性能、制度等の目標を計画し、実行を行います。
上記のうち、原価管理・工程管理・安全管理・品質管理の4つは「施工管理の4大管理」と言われ、建築施工管理技士が携わる業務の中でも重要とされています。
工事の依頼主や設計者、現場に従事する作業員、役場の検査員など、非常に多くの人と関わる仕事です。
それらの人々との橋渡しとなり、良好な関係を築いて行くことも、スケジュール通りに工事を進める上で大切なことと言えるでしょう。
建築施工管理技士の資格・そして建設現場における業務内容について説明してきました。
こうしてみるとわかるとおり、業務は非常に多くのものがあります。建設施工管理技士にとって大切なのは、「工事現場全体を俯瞰で見て、管理すること」。
建築工事をスケジュール通りに、事故なく完了させるために、やりがいのある仕事と言えるでしょう。
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