人の人生を担う建築のやりがいについて、ハウジングオペレーションアーキテクツ株式会社が語ります。
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インテリアプランナーは、インテリア商品の選び方や配置などをトータルで提案する専門家で、公益財団法人の建築技術教育普及センターによる民間資格です。
空間デザインという点では、仕事内容が建築士と似ていることから、登録している方の8割が建築士※だそうです。
※参照元 公益財団法人 建築技術教育普及センター[pdf]
(https://www.jaeic.or.jp/shiken/ip/ip-pamplet201510.files/ip-pamplet201510.pdf)
また、インテリアの設計・施工会社をはじめ、建築設計事務所や不動産会社などでもインテリアプランナーの活躍の場があります。
以前は年齢制限などがありましたが、平成28年度より撤廃され、誰もが受けられる資格になりました。建築業界への就職や転職にも役立つ資格ですから、学生のうちに取得を目指すのもよいでしょう。
なお、同年には下位の資格として「アソシエイト・インテリアプランナー」という資格も新設されています。
インテリアプランナーに似たような職業として、「インテリアコーディネーター」があります。いずれも民間の資格で、インテリア商品選びのアドバイスや提案をする専門家ですから混同しがちですが、大きな違いは「建築物の企画や設計、工事監理までできる」という点です。
インテリアプランナーの多くは建築士。お客様の嗜好やライフスタイルなどをヒアリングして、壁紙や照明器具などを選ぶのはもちろん、住宅の居住性や機能、防災、セキュリティ、関連法規など、空間づくりのあらゆる観点からトータルで考えて設計・提案をします。
さらに、メーカーへの発注や、工事監理、検査などもマネージメントするのが、インテリアプランナーの仕事内容です。
インテリアコーディネーターの有資格者は女性が多いのに対し、インテリアプランナーは男性が多いというのは、こうした仕事内容の違いにあるようです。
年齢制限や実務経験などはありません。誰でも受験が可能です。ただし、成年被後見人や被保佐人など、一部除外となる規定があります。
試験は「学科」と「設計製図」の2段階形式で、学科合格者が設計製図の試験へと進めます。
学科合格者で設計製図に不合格となった方は、合格から4年間は学科試験を免除できます。また、建築士(一級・二級・木造建築士)、アソシエイト・インテリアプランナーも学科試験を免除でき、設計製図の試験から受けることが可能です。
学科試験では、インテリア計画や装備、施工、関連法規、さらには建築一般まで、専門的かつ幅広い知識が問われます。4択問題で50問、1問につき1点。試験時間は2時間30分です(平成30年度の場合)。
合格基準点は年によって異なり、平成29年度は29点、平成30年度は30点でした。
このまま設計製図の試験を受けない方は、登録することで「アソシエイト・インテリアプランナー」になれます。
設計製図の試験は、文字通り設計図面を作成する試験です。設計主旨や平面図、展開図、透視図、家具表などの要求図書から指定にあわせて作成します。
設計製図のポイントは、空間の使われ方や生活のイメージの伝わるようなインテリア設計をすること。試験時間は6時間と、短時間で仕上げることも重要なポイントです。
いずれも過去問題が、主催者である建築技術教育普及センターのホームページで公開されています。
また、設計課題は事前にテーマが公表されます。平成30年度のテーマは「本に囲まれて暮らす住戸のインテリア」、その前年は「廃校の教室を改修してつくるレストランのインテリア」でした。試験前にイメージを膨らませながら、練習をして臨むとよいでしょう。
受験者は年々増加傾向にあり、特にアソシエイト・インテリアプランナーが新設された平成28年度からは急増しています。
一方で、インテリアプランナーは難易度が高い資格という評判もあるようです。平成29年度の合格率は、26.9%。二級建築士の合格率(24.3%)と同じくらいでした。
他の資格と比べ、学科は容易だけど設計製図が難しいという傾向もあるようです。それは合格率にも表れており、学科試験の合格率は60.9%もあるのに対し、設計製図の試験では26.9%。現役の建築士も頭を悩ませる資格でもあります。
※参照元 公益財団法人 建築技術教育普及センター
(https://www.jaeic.or.jp/shiken/ip/ip-data.html)
インテリアプランナーは、就職や転職にも役立つ資格です。ただ、設計製図は高度な専門知識が必要とされますから、まずは学科試験だけで取得できるアソシエイト・インテリアプランナーを目指し、建築会社に就職後にキャリアアップでインテリアプランナーを目指すという道も一手でしょう。
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