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こちらの記事では、不動産鑑定士の仕事について紹介しています。どのようなことができる資格なのか、また資格試験に関する情報をまとめていますので、資格取得を検討されている方は参考にしてみてください。
不動産鑑定士の仕事は、主に「不動産鑑定評価」と「コンサルティング」の2つに分けられます。
不動産鑑定士の仕事のひとつが「不動産鑑定評価」です。この仕事は、土地・建物に関して周囲の地理的な状況などさまざまな要素を考慮した上で鑑定評価を行うものです。
評価を行った後は鑑定評価額の決定を行い、「不動産鑑定評価書」にまとめます。この「不動産鑑定評価書」は不動産鑑定士のみが作成できるものです。
土地や建物の鑑定評価の結果をもとにして、お客さまに対するコンサルティングを行うのも不動産鑑定士の仕事です。
対象となるのは個人から企業まで非常に幅広く、取り扱う不動産の種類や規模もさまざまです。中には、国内だけではなくグローバルに活躍している不動産鑑定士もいます。
不動産鑑定士試験は、受験資格がないため誰でも受験できます。ただし、不動産鑑定士の試験は「短答式試験」と「論文式試験」の2段階で行われており、論文式試験は短答式試験の合格者のみが受験できます。
上記の通り、まずは短答式試験が行われます。この短答式試験は毎年5月上旬の日曜日に実施されています。全国の10都市に試験会場が設置されます。
短答式試験では「不動産に関する行政法規(行政法規)」「不動産の鑑定評価に関する理論(鑑定理論)」という2科目が出題され、試験形式は五肢択一のマークシート方式となっています。合格基準は総合点でおおむね7割を基準とし、土地鑑定委員会が相当と認めた得点となっていますが、各試験ごとに一定の得点が必要となります。ちなみに前年または前々年の短答式試験に合格している場合には、短答式試験が免除となります。
また、論文式試験は例年8月の土曜〜月曜の連続する3日間で、3都市で実施されています。試験内容は「民法」「経済学」「会計学」「不動産の鑑定評価に関する理論(鑑定理論)」となっており、記述式の試験となっていることから合格するためには高い知識が必要といえるでしょう(鑑定理論においては「論文」と「演習」の2通りが出題されます)。
論文式試験の合格基準は総合点でおおむね6割を基準とし、土地鑑定委員会が相当と認めた得点ですが、短答式試験と同様にそれぞれの科目において一定の得点が必要となります。
不動産鑑定士において、短答式試験の合格率はおよそ30%台で推移している傾向があります。マークシート方式の試験ではあるものの、非常に出題範囲が広いことが特徴の試験となっていることから、合格するためにはかなりの勉強量が必要であると考えられます。
さらに、その後に行われる論文式試験はすべての科目が記述式となっていますので、短答式試験よりも難易度が上がると考えておきましょう。合格率はおおむね15%前後となっています。論文式試験は短答式試験の3ヶ月後に行われるため、短答式試験合格後に勉強を始めても間に合わせるのは相当難しく、場合によっては2年計画で合格を目指すことになると考えておきましょう。
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