人の人生を担う建築のやりがいについて、ハウジングオペレーションアーキテクツ株式会社が語ります。
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技術士の資格は、技術者の技術力を証明する称号と評され、科学技術分野における最高位の国家資格として広く認識されています。資格保持者の多くは技術コンサルタントとして技術者に指導を行い、建設業界において不可欠な人材となっております。 技術士は21部門からなり、建設部門はその部門の中のひとつです。
2019年3月の時点で、技術士の資格を有する方は全国で92,073人※おりますが、建設部門の資格者は50,670人と技術士の半数以上が建建設部門の所属です。
※参照元 公益財団法人 日本技術士会[pdf]
(https://www.engineer.or.jp/c_cmt/danjyo/topics/002/attached/attach_2323_1.pdf)
また、とび・土工・コンクリート工事業、舗装工事業、土木一式工事業などの建設業を営む時、必ず各営業所ごと専任技術者を置かなければならないため、需要の高い資格となるので就職や転職の際にはとても有利となる資格です。
技術士は、高度な技術力を持った技術者に与えられている称号と言える存在です。そんな技術士に求められているのは高度な専門技術力と言えるでしょう。高度な専門技術力とは、これまでに習得した知識や経験などを活かしながら、対峙する問題を正しく理解し、分析と判断を行い、最終的に対応策に辿りつく力とされています。この力を活かしてできることが、技術コンサルタントの業務です。技術コンサルタントの業務内容としては、建設に関する計画、研究、設計、分析、試験、評価に関する指導や調査が主となります。このような能力を活かして、建設会社の技術開発や主に研究を中心に扱う部門、民間コンサルタント企業や官公庁などに就職することができます。
具体的な仕事の例としては、以下が挙げられます。
技術士になるには、2つの試験をクリアしなければなりません。最初の一次試験は、受験資格はないので誰でも受験することができます。しかし、二次試験の受験資格はそうはいきません。まず、一次試験を合格していることが前提となり、かつ次の3つのうちいずれか1つの条件を満たしている必要があります。
なお、技術士補には一次試験を合格した後、登録を行えばなることが出来ます。
試験は、前述のように一次試験と二次試験に分かれています。一次試験は、全4時間にわたる試験で、「基礎科目」「適性科目」「専門科目」の3つに分かれています。このうち、基礎と適性科目は部門共通ですが、専門科目は受験時に選択した技術部門に係る問題が出題されます。二次試験では、実務経験をした専門に係る技術部門を選択し、それに対する筆記試験と口頭試験を受験します。
まず、基礎科目は科学技術全般にわたる基礎知識を問う問題で、①設計・計画②情報・論理③解析④材料・化学・バイオ⑤環境・エネルギー・技術の5つに分かれています。各分野を群と呼び、各群に対して6題づつ出題されますが、その中から半分の3題づつを自分で選択して解答します。制限時間は1時間の選択式問題です。
次に、適性科目は技術士法第四章(技術士等の義務)の規定の遵守に関する適性を問う問題です。出題数は15問出題され、全てに解答する必要があります。制限時間は1時間の選択式問題です。
最後に専門科目ですが、あらかじめ20の技術部門から選択した1技術部門に係る基礎知識及び専門知識を問う問題となります。具体的には、土質及び基礎/鋼構造及びコンクリート/都市及び地方計画/河川、砂防及び海岸・海洋/港湾及び空港/電力土木/道路/鉄道/トンネル/施工計画、施工設備及び積算/建設環境が範囲となります。出題数35問のうち、25問を選択して解答します。制限時間は2時間の選択式問題です。
二次試験では、専門の部門に係る知識のみが問われます。試験内容は筆記と口頭に分かれますが、後者の口頭試験は筆記試験の合格者のみに受験資格が与えられます。建設部門の筆記試験は、全て記述式になります。
試験は、さらに必須科目と選択科目に分かれます。必須科目では当該技術部門全般にわたる専門知識、応用能力、問題解決能力及び課題遂行能力に係る問題が出題されます。選択科目では、専門知識及び応用能力に関する問題または問題解決能力及び課題遂行能力に関する問題のどちらかを選択します。
一次試験の申し込み申請は、現在郵送による受付のみです。申し込みの際にはまず、オンラインなどで配布期間中に技術士第一次試験受験申込書を入手します。この申込書に縦4.5cm x 横3.5cmの写真を貼り、受験手数料支払の証明書を添付して指定機関まで送付します。
二次試験の申し込み申請は、同様にオンラインなどで受験申込書を入手します。提出書類は、受験申請書・実務経験証明書・写真票・受験手数料払込受付証明書・技術士補となる資格を有することを証明する書類になります。場合によって、監督者から証明書をもらう必要性がありますので、詳細は、日本技術士会技術士試験センターのホームページで確認してください。
技術分野において最高位とされる国家資格の技術士。この資格の難易度はなかなか高いものです。建設部門の一次試験の合格率は例年40−50%の間で推移しており、比較的優しい難易度と言えるでしょう。ところが、二次試験となると一気に難易度が上昇し、例年の合格率は10−15%で推移しておりましたが、2018年度の試験では6.3%を記録する超難関と言える試験でした。
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