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管工事施工管理技士としてのキャリアを目指す皆さんへ。この資格は、配管の施工計画、工程管理など、管工事現場の総合的な管理を担う重要な役割を果たします。特に1級の資格を持つと、大規模な建設プロジェクトでの「専任技術者」や「監理技術者」としての職務が求められ、キャリアアップに直結します。2級資格でも一般建設業で重要なポジションを担うことが可能です。資格取得には、学科試験だけでなく、実務経験が豊富でなければならず、実地試験の難易度も高いのが特徴。ぜひ参考にしてください。
管工事施工管理技士は、エアコン配管、水道管、ガス管工事など、管工事全般のプロフェッショナルです。配管の施工はもちろん、施工計画を作成したり工程管理を行うなど、管工事の現場全体を統括する任務が与えられます。配管工事は無資格でも行えますが、施工計画の作成や工程管理は国家資格である管工事施工管理技士の仕事です。
管工事施工管理技士の検定制度には、1級と2級があり、1級になると特定建設業の「専任技術者」、及び一般建設業の「主任技術者」と「監理技術者」になることができます。また、2級取得者も、一般建設業の専任技術者と主任技術者になることができます。
主任技術者は一般建設業の許可を受ける際に必要な資格。監理技術者は一定規模以上の建設工事において、現場に配置することが必要な有資格者です。
管工事施工管理技士の受験資格は、1級と2級で要件が異なります。
2級管工事施工管理技士の第一次検定の受験資格を有するのは、「検定実施年度の末日における年齢が満17歳以上の者」です。
次いで、2級管工事施工管理技士の第二次検定の受験資格を有するのは、学歴又は資格ごとに定められた実務経験を有する者です。大学卒業者・専門学校卒業者の場合、指定学科卒業後1年以上、指定学科以外は卒業後1年6ヶ月以上の実務経験が必要です。
短期大学・高等専門学校・専門学校「専門士」の場合は、指定学科卒業後5年以上、指定学科以外は卒業後7年6ヶ月以上。高等学校・中等教育学校・専門学校の場合は、指定学科卒業後10年以上、指定学科以外は卒業後11年6ヶ月以上となります。
1級管工事施工管理技士の第一次検定の受験資格を有するのは、「学歴又は資格ごとに定められた実務経験を有する者」です。大学卒業者・専門学校卒業者(高度専門士)の場合は、指定学科卒業後3年以上、指定学科以外は卒業後4年6ヶ月以上の実務経験が必要です。
短期大学・5年制高騰専門学校卒業者・専門学校卒業者の場合は、指定学科卒業後5年以上、指定学科以外は卒業後7年6ヶ月以上。高等学校卒業者・専門学校卒業者の場合は、指定学科卒業後10年以上、指定学科以外は卒業後11年6ヶ月以上。その他の者は15年以上の実務経験年数を必要とします。
1級管工事施工管理技士の第二次検定の受験資格を有するのは、①1級管工事施工管理技術検定・第一次検定の合格者、②1級管工事施工管理技術検定・第一次検定において、2級合格者として所定の学歴や実務経験を有する者、③第一次検定免除者です。
1級・2級共に、第一次検定と第二次検定に試験日を分けて行われます。第一次検定は、四肢択一(マークシート方式)の学科試験が午前の部と午後の部に分けて実施。試験時間は午前・午後合わせて4時間30分程。第二次検定は、全問記述形式で行われ、試験時間は2時間30分程(令和2年度の例)。
学科試験(第一次検定)は1・2級共に、設備原論・空調設備・衛生設備など「機械工学」、施工計画・工程管理・品質管理・安全管理など「施工管理法」、労働安全衛生法・労働基準法・建築基準法など「法規」が対象範囲です。
記述式試験(第二次検定)は、設備全般、工事施工、工程管理、法規、施工経験記述が、出題内容です。
令和元年(2019年)の合格率は、2級:学科69.3%、実地44.1% / 1級:学科52.1%、実地52.7%となっており、2級は学科より実地の方が、1級はわずかな差ですが、実地より学科の方が突破が難しい状況になっています。平成30年度の結果も同様で、2級は学科の合格率が57.0%、実地が40.4%、1級は学科の合格率が33.2%、実地が52.7%となっており、やはり2級は実地の方が難しく、1級は学科の方が難易度が高い状況です。
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