人の人生を担う建築のやりがいについて、ハウジングオペレーションアーキテクツ株式会社が語ります。
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一級建築士は、建物の設計や工事管理などの業務を行い、国土交通大臣の免許を受けた建築士を指します。
平成29年現在、全国に約36万人の一級建築士が活躍しており、一般住宅はもちろんHOPが提案するあらゆる建物の建築に携われます。なお、HOPには50人の技術系スタッフが在籍していますが、このうち15人が一級建築士です。
一級建築士は、建築関連の資格のなかでも上位クラスですから、就職や転職の際には有利な資格です。
なお、さらに上の資格として「構造設計一級建築士」や「設備設計一級建築士」があり、より専門的な業務に携わりたい一級建築士が目指す資格です。
高度な技術が必要とされる建物の建築や、学校や公共施設などの大規模な建物にも携われるのが、一級建築士の大きな特徴です。
一例として、「木造建築物などで、高さが13mまたは軒の高さが9mを超えるもの」「RC造や鉄骨造などで、延べ面積が300m2を超えるもの」など、二級建築士にはできない建造物の設計や工事管理などに携われます。
また、上記に加え「鉄骨造で4階建て以上の建物」「RC造またはSRC造で高さ20mを超える建物」などは構造設計一級建築士が設計するか適合性の確認を受ける必要がありますし、「3階建て以上で5,000m2を超える建築物の設備設計」については、設備設計一級建築士が設計するか適合性の確認を受ける必要があります。
受験資格は、学歴や実務経験によって異なります。具体的には、以下の通りです。
(1)4年制以上の大学(旧制大学を含む)
指定科目を修めて卒業し、その後、建築実務経験が2年以上ある方
(2)3年制短期大学(夜間部を除く)
指定科目を修めて卒業し、その後、建築実務経験が3年以上ある方
(3)2年制短期大学または高等専門学校(旧制専門学校を含む)
指定科目を修めて卒業し、その後、建築実務経験が4年以上ある方
(4)二級建築士
二級建築士として建築実務経験が4年以上ある方
なお、ここでいう「建築実務経験」について、建築物の設計や工事監理、建築工事の指導監督に関する実務など細かく指定されており、そのすべてを満たす必要があります。
※平成21年に学歴要件の変更があったため、平成20年度以前に入学された方は要件が異なります。詳しくは、建築技術教育普及センターのホームページ等で確認しましょう。
試験は「学科」と「設計製図」の2つがあり、学科に合格したら設計製図の試験に進めるという流れです。なお、設計製図の試験で不合格になった方には、学科合格の翌々年まで学科試験が免除となります。
学科試験では「計画」「環境・設備」「法規」「構造」「施工」という5つの科目があります。問題数は各学科20~30問。1問につき1点で、合計125点満点です(平成30年度の場合)。
一般的な資格試験や入試などと違うのが時間割です。1科目ずつ受けるのではなく、最初の2時間で「計画」「環境・設備」の2科目を、休憩をはさんで「法規」が1時間45分、さらに休憩をはさみ「構造」と「施工」の2科目を2時間45分で答えます。
丸1日かけての試験ですから、試験勉強はもちろん、精神力や体調管理にも気を付けたいところです。
設計製図の試験では、文字通り設計図面を6時間30分以内に完成させるというもの。実務ではありえない短時間勝負です。なお、問題(課題)は事前に発表されていますから、事前に練習しておくことも可能。
インターネットまた郵送による受付があります。申し込む際には、受験申込書、振替払込受付証明書、写真2枚(縦5.5cm、横4.0cmで申し込み前6カ月以内に撮影したもの)、実務経歴書、実務経歴証明書などが必要。
また、二級建築士の方は二級建築士免許証の写しを、その他の方は卒業証明書も必要になります。
(学歴等によって提出書類が異なります。詳しくは、建築技術教育普及センターのホームページ等で確認しましょう)
建築士であれば、誰もが目指す一級建築士。しかし、合格率はとても低く難関です。平成29年度の場合、全受験者数における合格率は10.8%。ここ数年は12%ほどで推移していたのですが、合格率は年々下がる傾向です。
学科・設計製図の合格率の内訳は、学科が18.4%、設計製図が37.7%。学科の合格点は87点(正答率69.6%)でした。誰もが容易に取得できないゆえに、一級建築士は就職や転職に対して非常に有利な資格といえるのです。
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